柴山麻妃

インタビュー

座談会:クレイジーボーイズとこすぎきょうへい②

柴山:劇団費みたいなものは取ってたんですか?集地:最初から取ってますよ。最初安かったね。で、劇場を持ってから多分5000円になった。柴山:家賃どのくらい覚えてます?集地:家賃はね、安かった。10万もしなかったんじゃ。8万とかそんな感じ。柴山...
インタビュー

座談会:クレイジーボーイズとこすぎきょうへい①

*初めて行った日から、すぐにシアターポケットが好きになった。「こんな所に劇場があるの?」という感じがNYのオフ・オフ・ブロードウェイぽかったし、このいかがわしさが福岡演劇の豊かさを示しているようで嬉しかった。狭くてすべてが一体になる経験は、...
インタビュー

インタビュー:彰田新平さん(俳優)

彰田新平さん(俳優)*上手い俳優である。特に『ハワードキャッツ』の時の彰田さんがとても良くて、「うまいなぁ…」と感嘆したことをよく覚えている。福岡で1,2を争う上手い俳優だと思っているので、いつか話を聞いてみたいとひそかに思っていた。 実際...
インタビュー

インタビュー:鶴賀皇史朗さん(俳優)

鶴賀皇史朗さん(俳優)*ふり返ってみると私は鶴賀さんの出演舞台のかなり多くを見ていた。この俳優のいいところは、これだけ高身長で目立つ容姿なのに舞台では「鶴賀皇史朗」になっていないということだ。個性と役柄とをちゃんと融合させているというのは、...
福岡の演劇の歴史

福岡の演劇の歴史3 生活舞台④

第三期 モスクワ公演と、主宰の退団、その後 2004年に劇団生活舞台は創立50周年を迎えた。独自性のある活動をしてきたが上演頻度は低く、だがマイペースを保持したから50年続いてきたといえるのかもしれない。その劇団の活動のピークにモスクワ公演...
福岡の演劇の歴史

福岡の演劇の歴史3 生活舞台③

第二期 モスクワ公演前 生活舞台の第二期の特徴は、大きく2つある。1つに地域を題材にした芝居を創作したこと、もう1つは身近な社会問題を提起する芝居を手掛けるようになったことだ。 「生活舞台2」で述べたように、徳永瑞夫が福岡を離れた(1960...
福岡の演劇の歴史

福岡の演劇の歴史3 生活舞台②

第一期 徳永瑞夫とその影響 さて終戦後からの5年間はこのような文化活動が興隆するのだが、1950年に大きな出来事が起こる。朝鮮戦争を前に占領軍命令としてレッド・パージが強行されたのだ。レッド・パージとは、共産党員やその関係者の公職追放である...
福岡の演劇の歴史

福岡の演劇の歴史3 生活舞台①(…の前に「珊瑚座」)

*「劇団生活舞台」は、福岡市にある創立70年を過ぎた老舗劇団である。1954年7月に創立した。活動には波があったものの、プロでもない劇団がこれほどの歴史を持っていることは大変珍しい。だが何よりもこの劇団を特徴づけるのは、戦後間もない頃から始...
インタビュー

インタビュー:秦かよこさん(脚本家・俳優/ペッツ)

秦かよこさん(脚本家・俳優/ペッツ)*「座”K2T3」時代から舞台の上で秦さんを見てきた。最初に見たころからかなり年月(ひょっとして20年近く前!?)が経っているはずなのだけれど…秦さんって変わらない。私の中で舞台の上の秦さんは、飄々とした...
記者会見ほか

キビるフェス2026 記者会見

2025年8月29日(金) @ぽんプラザホール*10年前に始まった「キビるフェス」。前身の「福岡演劇フェスティバル」の頃から、観客の立場やら審査の立場やらでお世話になっていて、気づくとかなりながーいお付き合い。特にキビるフェスでは、私がその...